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富士山のお膝元、静岡・富士宮市に生産者直営のおにぎり店があります。具材も朝霧高原放牧豚やニジマスなど地元食材です。いろんな味が試せる10個入りBOXは、お米好きがもん絶しそうな宝箱でした。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへお米農家のおにぎり店
やってきたのは、白糸の滝から車で2分程の場所にある「お米農家のおにぎり屋 らいすぼうる」。
お米農家の渡邉亜子さんが2023年3月にオープンしたおにぎり店です。お座敷からは四季折々の富士山を望むことができます。
渡邉さんの田んぼ、富士山白糸ファームは富士宮市原にあります。あちこちに生えた雑草は農薬が少ない証拠です。
富士山白糸ファーム・渡邉亜子さん:
農薬をたくさん使えば雑草は出にくいですが、なるべく農薬を使わない作り方をしています
その、おいしいお米を使ったメニューを提供するのが「らいすぼうる」です。
「冷し茶漬けセット(1200円)」など、地元食材を生かしたメニューを楽しむことができます。
富士山の恩恵を受けた甘いお米
注目は、10種類のおにぎりに小鉢が付いたお店の看板メニュー「おにぎりBOX 10個セット(3500円)」です。注文には予約が必要です。
どれから食べるか悩んでしまいますが、まずはお米本来の味が楽しめる「塩むすび」から。
お米は「富士山白糸こしひかり」と「ミルキークイーン」をブレンド。富士山の雪解け水と朝晩の寒暖差で、甘くておいしいお米になるそうです。
富士山の恩恵をたっぷり受けて育ったお米のおにぎりは、ふっくら、もちもち食感でした。
具材は地産地消のこだわり
お米だけでなく、具材も厳選された地元食材を使用。味付けは全てお米のおいしさを楽しめるようにしているんです。
朝霧高原放牧豚がぜいたくに乗ったおにぎり。おにぎりに厚みが出るほど、たっぷりです。
お米も具材も、そのものを味わってほしいとの思いから、具材を中に入れず上に乗せてあります。
甘みのある脂が特徴の豚肉は、うま味もあって、お米との相性も抜群です。
そして富士宮市が生産量日本一のニジマスも具材に。使われているのは自家製の塩こうじに漬けた、西田養鱒のニジマスです。
ふわっと塩こうじの甘じょっぱさが広がります。ニジマスの身も引き締まっていて、ご飯と相まって甘みやうま味が感じられました。
おにぎりは1個からテイクアウトができます。10個入りでも一人で食べられてしまうほどの、おいしさでした。
■店名 お米農家のおにぎり屋 らいすぼうる
■住所 静岡県富士宮市原1127-1
■営業時間 9:00〜13:30
■営業日 土日
■問合せ 080-9608-6136
■駐車場 5台
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